宮の沢町内会自主防災委員会 活動開始
「こうほう みやのさわ 防災特別号 第1号」発行
消防庁 自主防災組織等連携促進事業による支援事業
平成29年度に始まった宮の沢町内会の防災活動は、災害の危険度の高い4区(宮の沢4条4・5丁目)と5区(3条3丁目)を中心に避難訓練等を実施してきました。令和2年度の事業計画で、土砂災害や土石流災害のほか、地震や大規模停電などあらゆる災害に対応できる仕組みづくりに着手するため、「宮の沢町内会自主防災委員会」を組織して活動することにいたしました。
今般、自主防災委員会では、消防庁の「自主防災組織等連携促進事業」に応募し、私たち宮の沢町内会の防災活動が一斉通信システムRAIDENを採用し、地域の消防団や地域内で事業を行っている医療や介護の事業所とともに、幅広く連携して行う防災活動が認められ1800千円の補助金が認められました。
この「こうほう みやのさわ 防災特別号」は、第3号まで町内会の全ての世帯に配布し、今までの防災への取組や、現在進められている様々な仕組みを知っていただき、一人でも多くの皆さんが、防災活動にスタッフとして参加していただき、次の世代に引き継いでいきたいという思いで取り組んでいます。
宮の沢町内会は、土砂災害や土石流災害の危険地域に立地しており、この地に住むことは生涯この危険から逃れられないものです。
防災活動は、すでに4年目になり高齢化が進み要配慮者の増加に比べ、支援協力者が不足しています。今回の補助金は、広報活動をより一層地域の皆様に知ってもらい、スタッフ募集を進めるために3回にわたり「こうほう みやのさわ 防災特別号」を発行します。
宮の沢町内会会員は1633世帯ですが、今回は非会員の皆さんも含め、2500全世帯に配布することにいたしました。
宮の沢町内会の防災活動は、他の町内会の取組より一歩先を行く活動と自負しています。新たなものを取り込みながら、引き続き、災害発生前にいち早く避難し、命を守る運動を推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
宮の沢町内会自主防災委員長 菅原由紀彦
・・災害時 強い味方~・・
消防団/西町分団
札幌市西区の消防団は、本部、西町分団、発寒分団、八軒分団、琴似分団の1本部5分団合計200の団員が活動しています。「自分たちのまちは自分たちで守る」の精神で地域防災に取り組んでいます。宮の沢地区には5名の西町分団員が住んでいます。
西町分団 楠 健二(宮の沢町内会 七区長)
【消防団とは】
消防団は市町村の消防機関のひとつで、消防団員は別の仕事を持っている非常勤特別職の地方公務員です。
普段はそれぞれの職業で活躍している人たちが、地域で災害が発生すると消防署と連携し、消防団員としての災害活動にあたります。
【消防団の活動】
消防団は火災や災害発生時の消火活動はもちろん、平常時も地域のために色々な活動をしています。
≪災害時≫ 消化活動、救助/救出活動、警戒巡視、避難誘導など
≪平常時≫ 消化訓練、応急活動の普及指導、防火啓発活動、特別警戒など
≪年間行事≫
4月 春の火災予防運動
5月 森林火災訓練
6月 消防総合訓練大会
9月 防災訓練
10月 秋の火災予防運動・救急救命研修
1月 大規模災害対応訓練
消防団の活動
安否確認や暮らしのセーフティネット
民生委員・児童委員
民生委員・児童委員
富樫満雄 宮の沢町内会副会長
宮の沢町内会のエリアには6名の民生委員・児童委員が様々な福祉の活動をしています。災害時では、高齢者や障がい者の安否確認や避難所での支援活動など日ごろのつながりが役に立ちます。下記に担当区域とお名前を掲載いたします。
宮の沢町内会1区担当(宮の沢2条3丁目~5丁目) 小柳英二
宮の沢町内会2区担当(宮の沢3条5丁目) 野村園子
宮の沢町内会3区担当(宮の沢3条4丁目) 松倉宏子
宮の沢町内会4区担当(宮の沢4条4丁目5丁目) 富樫満雄
宮の沢町内会5区担当(宮の沢3条3丁目) 牧田和子
宮の沢町内会6区7区担当
(宮の沢3条5丁目・4条5丁目) 加藤凉子